ホーム > 過去のイベント > 里山親子ようちえん過去のイベント情報 > 【開催報告】2013年5月 里山親子ようちえん
まぶしい初夏の日差しが降りそそぐ日、まずは毎回恒例の古民家周辺の探検から。今回みんなが夢中になったのは、竹になりかけている大きく伸びたタケノコの皮はがし。ペリペリペリッ、気づけばパパママもはがしてる!「んしょっ、どっこいしょっ、エイッ」“ボキッ”自分の身長の3倍くらいのタケノコと勝負して押し倒しで勝利したつわものも登場。夏を前にエネルギーに満ちあふれているのは、森の木々や生きものたちだけでなく、人間の子どもたちだって同じくパワー盛り盛りでした。
午前中は、みんなで雑木林に遊びに行きました。木登りに挑戦してみたり、森のケーキ屋さんやお菓子屋さんを作ってみたり、生きもの探しをしてみたり、雑木林の中でそれぞれの興味のおもむくままに過ごしました。途中、ある男の子が落ち葉や木の枝を積み上げている場所へ登ったら・・・突然、ピョーンと隠れていた野うさぎが、ものすごい勢いで飛び出してきて、みんなびっくりするやら、ウサギを見ることができて興奮するやら。素敵なゲストの登場もありました。
気温的なことや食中毒の心配を考えると、ご飯をにぎにぎできるのは今回まで(次は涼しくなった10月頃か?!)。ということで、今回は先月も好評だったおいなりさんづくりをみんなでやったよ。好みの具を選んで、ご飯とまぜたら、お稲荷さんの皮にギュギュウっとつめこんじゃおう。みんなめいっぱい遊んで腹ペコさんになってたから、ママが目を丸くするくらい盛り盛り食べる子どもたち。古民家の大きな広間で大きなひとつの家族みたいになって、ワイワイにぎやかなお昼ごはんを楽しみました。
お昼休みの間に、ザリガニ釣りの釣りざおとなる木の枝を探しに行ってもらって、それにタコ糸とエサのスルメをつけて、田んぼの水路へザリガニ釣りへ出発!初夏のような日差しの強い日でしたが、まだまだ水温はそれほど高くなく、ザリガニたちも喰いつきがよくありませんでした。それでも、子どもたち以上に集中して釣り上げるパパも。いっぽう、ザリガニ釣りに飽きちゃった子は、網を持ってガサガサガサ、あわてて逃げるカエルたちを追いかける。「捕まえたよー!」興奮気味に話すけれど、ドキドキしてなかなか触れない子。それをムズっとつかんで見せてあげる子。午前中は遠慮気味だったのにすっかり仲良くなったね。
首都圏には意外と公園や緑地が多いので、街の中でだって日常的に外あそびや自然あそびは楽しめます。ただ、残念ながら、そういった場所は緑が貴重だったり、公共の場所ゆえに、禁止事項が多かったり、子どもたちの大好きなたくさんの「とる」=取る・採る・捕る・獲るを行うことが難しかったり、ちぎる、むしる、折るなど感覚を刺激したり、力加減など器用さを育むためのアクションを遊びの中で行うことが難しいのは否めません。里山親子ようちえんは、それらが常に100%可能ではないけれど、できるだけ街の中でできないアクションができるよう意識しています。・・・とはいえ、今回、子どもたちの挑戦?!を受け、ポキポキと倒されたタケノコたちの夕方の無残な光景は壮観でした(苦笑)
・ザリガニ採りをしたこと、白い段ボールで森の中にキャベツ屋を作ったことは後日話していた。
・虫かごに入っていたカエルを芝生におくと、みるみる色が変わったこと。
そしてしばらくして見に行ってみるとそのカエルが動かず、死んでしまったこと。
蟻が群がっていたことが一番印象に残っているそうです。
・年上の他の参加者とおにごっこをしたことがとても楽しかったそうです。
・6歳兄「ざりがに釣りが楽しかった」3歳妹「トトロが楽しかった~」と言っていました。
・ママ:うさぎを目撃したこと。子どもが他のお父さんにキャッチボールを教えてもらっていたこと。
パパ:ザリガニ釣りが懐かしくて楽しかった。
・自然に触れるのは自分にとって思った以上にリフレッシュできたことに驚きました。
・ザリガニ釣りと、お昼ごはんのいなり
・古民家と雑木林、祠などの位置をすぐさま覚えて道に迷いそうな母を案内してくれたこと。
・他の年上の男の子に「おにごっこしようよ」と何度も誘っていたこと。
結局、4歳児とのおにごっこは、力不足なのか断られていましたが、
シャイな長男にしては、かなり積極的に、
何度も「もう一度、遊ぼうよ!」と話しかけていたのがとても驚きでした。
・子供もすぐに同年代の子と馴染んで遊べ、楽しかったようです。
スタッフの方の気配りのおかげと思いますが、
適当なほっとかれ感がちょうどいいなと、居心地よく感じました。
・このようなイベントに参加するのは初めてなので緊張しましたが、思った以上に楽しめました。
・おばあちゃんの家にきたような感じでゆっくり過ごせました。
スタッフの方が良く遊んでくれて子供はなついてしまって、
折り紙をプレゼントしていてほほえましかったです!
・自分が子どもの頃に参加してみたかったです。大人になった私でも、雑木林に続く森の道や、
お屋敷の隅の林など、冒険心が掻き立てられワクワクします。
正直、5時間も何するんだろう?と思っていましたが、あっというまに時間が過ぎていきました。
都心の公園、庭園とはやはりレベルが違う自然環境でした。