リードクライム社は自然体験や環境教育、環境学習を専門とする会社です。
ホーム > 過去のイベント > スティールJOBS過去のイベント情報 > イベント企画塾特別編／書籍『KP法』出版記念講座in名古屋
いよいよ発売される書籍『KP法～シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション法～』（みくに出版）。その出版を記念して、9月29日（日）名古屋市内において、著者でありKP法考案者である川嶋直さんによる2時間のKP法講座を開催しました。
KP法は会議や研修、ワークショップなどあらゆる場面で役立つ、A4用紙を貼るだけのシンプルなプレゼンテーション法であり、思考整理法。会場には「伝えること」にお悩みのかた、新しいプレゼン手法を知りたいかた、川嶋さんの話を直接聞きたいかたなど熱い30名が集い、講義兼KP法実演と実践練習を意欲的に楽しむにぎやかな2時間となりました。
はじめに川嶋さんより『「伝える」ということ』や『なぜ伝わらないのか？』『コミュニケーションについて』などをテーマに、KP法の実演を兼ねた講義をいただきました。情報量を絞り要点を記憶に残すこと、相手によって言葉や伝え方を変えることなどについてKP法でわかりやすく教えてもらいました。
講義のあとは即実践！ とにもかくにも、まずはマーカーを握り紙に書いてみます。な、な、なんと、握り方やペン先の角度を意識するんですね。これだけで、あら不思議、読み手（＝KPプレゼンの聞き手）が見やすい文字に変身。自分の名前など思いつくままに落書きで練習。
マーカー使いに慣れたら、次はいよいよKP法での1人2分間のプレゼンテーションに挑戦です。お題は「今、一番気になっていること」「ぜひ聞いてほしいこと」「ずっとあたためてきた新提案」のいずれか。自分が話すお題を選んだら、まず最初に伝えたいことをイメージして絞りこみと整理。その後、構成を考えつつ、紙芝居を作成していきます。プレゼンの準備を通した“思考整理”の時間です。
限られた時間の中で、ものすごい集中力を発揮して自分のKPを作り上げていく受講者の皆さん。完成したら、この日はホワイトボードではなく、グループごとに黒い布の上に並べながらのプレゼンテーションに挑戦です。6人のKPが同時進行。とってもにぎやかな発表の時間となりました。
ここでは当日飛び出した力作紙芝居を少しだけ紹介。ほんとはぜーんぶお見せしたいくらい、おひとりおひとりの個性あふれるKPが生まれました。この素敵な紙芝居とあわせて、皆さんの軽快なトークが入るので、記録をとっていた私も、ついつい引きこまれて、記録を忘れて聞き入ってしまうことがたびたびでした。
それぞれのプレゼンテーションが終わった後は、そのプレゼンを聞いていた人が書いた愛のフィードバックコメントがプレゼントされました。どきどきのプレゼンテーション終了後、あたたかくて、ためになるフィードバックをもらってにこにこ。こんな実践の繰り返しで、いつかは伝説のスティーブジョブズ級のプレゼンをぶちかませるくらいになりたいですね。
出版記念講座の2時間はあっという間に終了。最後に、川嶋さんからサインをもらったり、一緒に写真を撮ったりして、おひらきに。今日の講座が皆さんのプレゼンテーション力アップに貢献できていたらうれしいです。
さて、書籍『KP法～シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション法～』は2013年10月9日から発売開始です。以下のサイトをご覧ください。
【発売元＝みくに出版のサイトへ】
【アマゾンのサイトへ】
今回のこの講座は「インタープリターズ・ユニット森あそび本舗」と「リードクライム株式会社」の共催でひらきました。さいごに、森あそび本舗からひとこと。
「“名古屋近辺でふたたび川嶋さんの講座を開催してほしい”“もっと長い時間でじっくりトレーニングがしてみたい”“中級編、上級編を”などなど研修リクエストがございましたら森あそび本舗まで。お気軽にお問い合わせください！」
【インタープリターズ・ユニット 森あそび本舗はこちら】
