ホーム > 過去のイベント > スティールJOBS過去のイベント情報 > 【開催報告】スティールJOBS2015 第4回“企画と広報”
2010年から隔年ペースで開催していたイベントの企画や広報、デザインについて学ぶ基礎講座である「イベント企画塾」。2015年は「スティールJOBS~プロから極意を盗みだせ!~」と名称変更しバージョンアップ!さらに充実した内容で開催することに。
9月14日に「企画の立て方と広報計画」をテーマにした第4回が開催されました。
主催者であるリードクライムの西直人が講師をつとめ、第4回「企画のたて方と広報計画~集客したかったら企画と広報はセットで考えよう!~」を開催しました。
「企画は作れるんですけど、広報が苦手なので、いつも人が集まらないんです」よくこんなお悩みの相談を受けます。企画初心者・広報初心者の人ならばわかります。でも、これまでに何度かイベントや研修・講座を企画したことがある人の場合、とても冷たい言い方ですが、きっとそれは苦手だと思っている広報が原因ではなく、あなたのそもそもの企画力に大きな問題がありますよ! たとえ数人しか集まらなかったとしても、本当にいい企画だったならば、終了後ファンやリピーターが必ずつきます。そして、クチコミも生まれます。なので、何回か(何年か)継続していけば、広報が苦手だったとしても、必ず人は集まるようになるんです。
他方、自分が企画したイベントや研修・講座の当日、参加者から「予想してたのと違って大満足!」と言われてのんきにニヤニヤしたことありませんか? それ、あなたの告知情報を見て「事前にイメージしていた企画内容とぜんぜん違った」と言われているのと同じですよ! ということは、もしかしたら「予想してたのとぜんぜん違う内容で困惑しちゃった」参加者が存在していた可能性だって高いということです。
スティールJOBSでは、これまで文章、編集、デザイン、コピーライティングなど広報につながるテクニックを学んできましたが、そもそもの大前提となる企画がしっかりしていないとすべては水の泡。また、広報に苦手意識を持っている人と話していて思うのは、「企画」と「広報」を別物とらえ切り分けて考えている人が多い気がすることと、広報テクニックに原因を求めていて、そもそもの企画力が弱いことに気づていない人が多いということ。そこで今回は、集客力アップを目指して、企画の基本と広報の基本、また、企画と広報をセットで考える事の大切さを熱く語らせていただきました。
企画づくりのおススメの方法のひとつは、あなたの企画するイベントや研修・講座のメインターゲットが主人公の、参加体験記の絵本を描くがごとく全体のストーリー展開を考えていくこと。そして、もしその絵本をリアルに出版・販売したとしたら、少しでも多く売れるように、細部にこだわりつくりこんでいくこと。そのために重要なポイントは(1)メインターゲットを明確に設定すること(2)ストーリーがしっかり流れていること・違和感のある展開や場面を排除すること(3)エンディング=このイベントや研修・講座の目的・目標を明確に設定すること。
絵本を描くがごとくの方法で企画をつくっていくと、絵本の1ページ目は、主人公(メインターゲット)がイベントや研修・講座の当日、会場に到着し受付をしているところでも、「こんにちは!」と挨拶をかわしているところでもありません。イベントや研修・講座に参加するにいたった何らかのきっかけとなる場面から始まったり、あなたが広報した告知情報を見かける場面から始まるはずです。すると、ここで、いかに企画段階から広報についても意識しないといけないかに気づくはずです。来てほしい人がどういう風に情報と出会うか?!そこも含めた意識とデザインが必要なのです。
6月にスタートしたスティールJOBSも、残るは11月の最終回「ブレーンストーミング」で終了します
(当初予定は10月15日でしたが、別件業務との調整がつかず、開催日を変更させていただきました)。
この回は、これまでの4回と違い、実際にアイディアだしをする演習中心となります。
来年の自分の抱えている担当企画業務を素材にアイディアだしすることも可能です。
ここでライバルに差をつけるアイディアをひらめこう!