ホーム > 過去のイベント > ねいちゃーかあちゃん過去のイベント情報 > 2011年9月開催 トンボとあそぼう
9月とはいえ、まだまだ暑い一日になりました。芝生広場には、トンボやトノサマバッタが飛び交っています。子どもたちは、一生懸命捕まえようとするのですが、なかなか捕まえられません。でも、キャッ、キャッと楽しい笑い声が。追いかけっこするだけで楽しいんですね。ハンカチノキ、ユリノキ、モミジバスズカケノキなどの種を拾っては、「これ見つけたよ」とわれ先に、見せに来てくれました。
この日、一番盛り上がったのは、トチの実。子どもたちの手と同じくらいの大きさのトチの実が、たくさん落ちていたので、殻をむいてあげると、その‘つるん’とむける様子がおもしろいのか、何度も何度も「むいて~」と持ってきます。トチの実、葉っぱ、小枝で地面にお顔を作って遊びました。
トチの実で遊んだ後は、『ふしぎの森』へ。動物や昆虫のぬいぐるみを茂みに隠しておいて、「何かいるね~」と水をむけると、みんな一生懸命に探していました。いつも遊んでいるおもちゃを公園に連れていってかくれんぼさせるとまた違った遊び方ができますよ。
恒例になったせせらぎ広場では、お弁当を食べ終わると葉っぱ流しがはじまりました。今日は、ザリガニの赤ちゃんを発見!2,3歳児がこわがってさわろうとしない中、1歳の男の子が、上手に指先を使ってつかみ、みんなを驚かせました。
もうすぐ満月なので、最後は「おつきさまってどんなあじ?」という絵本を読んでしめくくり。絵本は、ママたちのほうが夢中になっていたようです。
原発事故後に外遊びを控えていたせいか、おもちゃなどの道具のない遊び方を忘れていた娘が、生き生きと木の皮やどんぐりを拾う姿に感激し、嬉しく思いました。当日夜、帰宅した主人に「上からポロポロ木とかどんぐりとか落ちてきた~」と楽しそうに語っていました。
先日はあっという間の時間で親子共々楽しませていただきありがとうございました。多分メンバーの中で一番小さい事もあり、なかなかみんなのペースにはついていけてなかったかもしれませんが、あの子なりのペースで楽しんで参加していたのでよかったです。ザリガニの赤ちゃんに触ったのも初めての経験ですし、何よりトチの実をとっても気にいって集めていました。自然と触れ合えるっていいですね。(略)
参加後はだんだん人とのふれあいが楽しくなってきたのか、最初は緊張してその場から帰ろうとしますが、途中から色々な人にかかわっていきます。また「どうぞ」ができるようになってきました。色々な年齢の大人や子どもと触れ合う機会って本当に大事ですね。屋内のおもちゃ遊びだとつい周りに気をつかって「すいません」が多くなってしまうのですが、外では気持ちがおおらかになれます。
今回パパも参加したのですが、子どもと公園で遊ぶ時は、遊具で遊んだり、芝生でボール遊びをするしかイメージがなかったようですが、葉っぱや木の実がおもちゃになったり、小さい虫に目をこらすことだけでも娘が楽しんでくれるということが分かったようで、パパなりに参考になることがあったようです。
「ばったのぴょんこちゃん」(童心社)
「おつきさまってどんなあじ」(セーラー出版)