ホーム > 過去のイベント > ねいちゃーかあちゃん過去のイベント情報 > 【開催報告】2012年9月 ねいちゃーかあちゃん
9月中旬だというのに残暑厳しい晴天の新宿御苑。トンボさんになって芝生を走りまわったら、さっそく森の中へ。立ったままだとなかなか見つからない生きものたちも、みんなでしゃがんでみると、落ち葉の下にカサコソと動くものが!
「虫さん取って~」の声に、ママもパパも必死にコオロギをつかまえて見せてあげようと頑張りました。大人だって本気にならないとつかまえられないコオロギ。いつしかママ・パパの表情も目をキラキラさせた子どもの表情に戻っていました。一方、子どもたちは何にでも興味津津。セミの死がいを何匹も集めてきてお墓を作ってあげる子、ドングリを夢中で拾う子、水の流れにおおはしゃぎの子、そんな子どもたちの夢中になっている真剣な顔に、ママ・パパのあたたかいまなざしがそそがれるゆったり素敵な時間でした。
※つかまえた虫たちはみんなで観察後、つかまえた場所で逃がしています。
自然の中で子どもとあそぶには、自然への謙虚さと、大人の見守りと、少しの誘導があれば、十分に楽しめるんだとわかりました。子どもの横でしゃがんでみたら、いつもと違う景色が広がっていてとても新鮮でした。娘は、大満足のいい顔をしていました。何か心の底からやり遂げたような。そんな顔で娘がおにぎりを頬張ると、それを見ている親としてはたまらなく嬉しいです。いつもは少食なのに…。母娘共々、満ち足りた時間を過ごすことができました。
夫が小さい頃、いろんな自然あそびをしていたというのを初めて知るきっかけになりました。すごく身近に、いろいろ知っている人がいることがわかって「これで子どもにいろいろと教えてあげられる」と、なんだかとてもホッとしました。夫もとても楽しかったようで「東京のど真ん中で、あれだけ自然であそべるところがあるとは思わなかった」と言っており、終わった後「楽しかった」を連呼してました。
今回も、私自身とても楽しく自然に癒されて帰ってきました。子どももとても楽しそうに参加していて、虫など興味深げにみつめていました。本やテレビで見てはいても、実際に見たり触ったりしたことが無かったので、より理解できたのではないかと思います。あと今回も、最後に絵本を読んでいただいて、いつも読んでいる本でも自然の中で読むと新鮮に感じました。
「ばったのぴょんこちゃん」(童心社)
「おつきさまこんばんは」(福音館書店)
10月の会、11月の会ともに満員御礼となりました。
たくさんのお申し込み本当にありがとうございました。
2012年の「ねいちゃーかあちゃんと都会の森であそぼう!」は
11月の会で全日程終了となります。次回は、2013年春開園予定です。
来年の詳しい日程は決まり次第、本ホームページ上で発表いたします。