ホーム > 過去のイベント > ねいちゃーかあちゃん過去のイベント情報 > 【開催報告】2013年5月 ねいちゃーかあちゃん
「よーいドン!」緑の芝生を風車を手にどこまでも走っていく1、2歳児。走るのが楽しくて、まっすぐに、どこまでもかけて行きます。森の中ではママもしゃがんで子どもと同じ目線になると、アリにミミズ、カナヘビなどいろんな生きものが見つかりました。緑のはらっぱでひと際目立っていたのは真っ赤な野イチゴ。「見つけたよ~」「みてみて!」と目をキラキラさせてママに教えます。見つけたことがうれしくて、みんなに見せたくなっちゃうんです。普段はさわらない「チクチクの葉っぱ」「ゴツゴツの木」もさわり、ドクダミの葉っぱのくさ~い匂いもかいで、親子でいっぱいの“初体験”をしましたね。
野外でみんなで食べるお弁当には、不思議な力があるようです。ふだんは少食のお子さんもたくさん食べます。いつも食べないおかずだって、隣の子にもらうと食べたりしてママをびっくりさせます。食事しながら「うちの子野菜食べないの・・・」「オムツっていつ取れる?」「保育園・幼稚園どうする?」などママさん同士の情報交換も盛りあがりました。小鳥のさえずりを聞きながら、マッタリとしたピクニックランチでした。
娘も私も楽しく参加させていただきました。娘に「何が楽しかった?」と聞くと、お兄さんとおしゃべりした、ミミズさわった、イチゴ食べたね、大きいアリさん、小さいアリさん、お弁当食べたね、水楽しかった・・・などなど。にこにこ笑顔で何度も話す娘に、私も本当に嬉しくなりました。
広い空の下で、お友だちとのびのあそべて楽しかったようです。私も、とても気持ちよかったです。ママ友には、ミミズやトカゲを捕まえられる人はいないので、今回、あんなに近くで見たのは初めてでした。また、恥ずかしがり屋だと思っていた息子がすぐに打ちとけ、お友だちと手をつないだり、はぐれた子を迎えに行ったり「こっちにおいで~」と張りきっていて、こんな一面もあったのかと新たな発見でした。「小さいうちに失敗をしなければ覚えられない」ということ、汚れを気にせずあそばせている他のお母さんを見て、ふだんから「○○○したら危ないよ」や「気をつけて」などを言い過ぎていたなと反省しました。
新宿御苑にはよく行っているのですが、せいぜい芝生でお弁当を食べたり、寝転がったりで、小川の近くも危ないと思い、連れていきませんでした。今回は、木をさわったり、草むらに入ったり、小川で遊ぶことができ、生き生きしてうれしそうでした。何より、子どもにとって同じ年頃のお友だちと一緒に行動できたことが、良かったと思います。とても楽しく、1時間半はあっという間でした。お昼の後も、もっとマッタリしていたかったくらいです。また参加させていただきたいと思っております。
「ころころおむすび」(岩崎書店)
「ちょうちょのしろちゃん」(童心社)