ホーム > サービス例 > 市民活動支援サービス例 > 感動や共感を提供できる 街歩きや自然体験の 住民ガイドを育成したい!
旅先で、その街の魅力や、その地方の自然のことを、そこに暮らしている人に教えてもらったり、案内してもらうことができれば、旅行者の旅情感はグッと増します。
さらに、そこに住む人しか知らないことや、そこに住む人だから見せられるものと出会えれば、一気にその土地の大ファンになってしまいます。
近年、単なる観光旅行ではなく、グリーンツーリズムやエコツーリズムを楽しむ人が増えてきているのもうなずけます。
一方、ガイドする側の地元の方々にとっても、自分の住む街や自然の魅力を、自分の言葉で伝え、それで喜んでもらえ、「ありがとう」と感謝の言葉をもらったら、ジーンと感動にも似た心の奥からの喜びがわきあがり、笑顔はいっそう輝き、日々の暮らしにはりあいが増すのです。
そんな笑顔素敵な住民ガイドさんを養成してみませんか?
街歩きや自然体験の住民ガイドさんを養成する時、まず私たちが大切にすることは2点です。
ガイドさんになるご本人自らに、あらためて地元の魅力を再発見してもらうこと。
そして、再発見するだけでなく、発見したものをご自身にしっかりと感動してもらうこと。
この2点を大切にします。案内しているガイドさん自身が、その街やその自然が大好きで、
ご自身が感動・感激したことがないと、どんなにガイド技術や話術が身についても、その良さは伝わらないと考えるからです。
時に、「この街の観光を活性化させるために私もガイドになるんです!」と使命感が先に立って、たしかにその街や自然のことを愛してはいるのですが、具体的に何かで大きな感動・感激をしたことがないボランティアさんに出会う時があります。
その使命感は本当に共感するのですが、「ガイド」という役割を考えた時に、自分の中に感動体験・感激体験がないと、残念ながらお客様には伝わらないのです。
自分の街や自然を再発見したら、第2段階は、お客様の気持ちになって考えたり、お客様の目線で街や自然を眺めてみることです。
自分の口から発する言葉は、必ず自分の価値観や常識、思いにひもづいているものです。
だから、「お客様はこれを見れば喜んでくれる」と思ったことと、実際のお客様の希望がずれてしまうことってあります。
そこでまずは、お客様の気持ちや目線になってみるのです。
こんな目的で来ているお客様にはどんな場所が喜ばれるだろう?
家族で来ている人と、恋人と来ている人では、話題にどんな違いをつけよう。
そうすることで、きっと見えてくるもの、気づくことがあります。
「え、こんな話で喜んでくれるの?」「え、こんなのと写真撮りたいんだ・・・」
「あそこじゃなくて、こっちのほうに案内したほうがよさそうだな」などなど。
さ、これに気づけば、一流ガイドまであと一歩。
魅力の再発見、お客様思考のはじめの二段階を経て、いよいよ伝え方や人前で話すトレーニングです。街歩きや自然体験の住民ガイドさんのトレーニングで私たちが大切にしていることは、「いかにうまく話すか?」ということより、「いかに素の自分を出せるか? 自分の言葉で話せるか?」ということです。
住民ガイドさんがお相手するお客様の多くは、話術の期待より、その土地に住む人との交流や、その土地の空気感に触れたくてガイドを依頼されているのです。
話術やガイドテクニックも大事ですが、最も大切にしたいのは、ガイドさんが変に気張らず、人柄がほんわか伝わってくるように、いかに自分の言葉で話せるか?ということに力を入れます。
リードクライムは、住民によるボランティアガイドさんの養成や、自然体験の人材育成、市民参加型のイベントにおける市民向けの各種支援研修などの実績がございます。
また、活動の前提となる安全管理に関する研修・実習も行えます。
ご要望に合わせて人材育成プラン、研修プラン、ワークショッププランをご提案させていただきます。まずはご相談ください。