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第2回働くお母さんのためのセルフカウンセリング講座
「家族とのコミュニケーションのコツ 〜働く私を応援してもらうために〜」を
11月7日(土)に開催しました。
「他人とのコミュニケーションは比較的うまくいくのに、家族とのコミュニケーションが
難しいと感じるのはなぜなんだろう?」ゲストの志村季世恵さんからの問いから、
一人ひとりの心の奥深くまで入って行った講座でした。
一方的な講義ではなく、参加者それぞれが抱えるコミュニケーションの課題に
丁寧にアドバイスいただきました。
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参加者の気づき
コミュニケーションは、感情を隠したり、嘘をついたりする技術ではなく、
感情をよりよい形で自分らしく伝えるということ。
人生のつまずきは成長できるとき。つまずいたときには、いい菌が必要。
その経験を腐らせるのではなく発酵させて、問題や課題は学びに変えよう!
言葉のキャッチボール。卓球やテニスのように打ち合うのではなく、
一度受け止めることが大切。
やはり深い話でとても有意義な時間でした。やはり・・・、コミュニケーションは
基本中の基本だなぁと感じました。
人には、春夏秋冬のタイプがある。無理に違うタイプをおしつけない、自分のタイプを知る。
自分のキャパを増やすにはたくさんの人に出会うこと。
感想
本当にありがとうございました。来てよかった。よ〜くかみしめて糧にします。
今回はスモールサイズですごく落ち着いた時間を持てました。(^O^)
アットホームでとてもよかったと思っています。
以下は受講した井東敬子のメモです。頭に残った言葉を書きとめてみました。
興味のある方はお読みください。
(※注:志村季世恵さんがこのままを話したわけではありません。)
・目に見える現象は一人ひとり違うが、根本はだいたい同じ。
・コミュニケーション=お互い成長しあいましょうってこと
・コミュニケーションの癖「相手を責めてしまう」
→相手や自分を責めても何も解決しない。攻める時間をトレーニングでどんどん短くしていこう。
・相手の話を聞くとき:英語の長文読解と似ている。途中で意味のわからない単語が
出てきてもそこでとまらないで、全体をきくことが大切。
・コミュニケーションも料理と一緒で、基本を知ってからでないとコツは学べない。
・コミュニケーションも稽古ごとと同じで練習が必要。(そんなにすぐに上達しない。)
・人間は関係性で育つ。主体との距離が近い人からの意見も遠い人からの意見も必要。
家族とのコミュニケーション
・コミュニケーションは、「あなたを知りたい。私をわかってほしい。」と相互理解のために行うが
、 家族とのコミュニケーションは「自分の言うことをきかせたい」になっていることが多い。
・なぜ「自分の言うことを聞かせたい」になるのか。
→自分を認めてもらいたい。わかってほしい。
→自分が不安を抱えている・自己肯定感がない・自分が信じられない。
→でも自分の心の穴は、自分でうめるしかない(他人にはうめられない)。
自分自身が自分のマザー(子宮:絶対安心な場所)になるしかない。
・私たちは潜在的に「他者によく思われたい」と思っている。
でも、家族によく思われたいとは思わない。
すでに良く思われていると安心している。
この「よく思われたい」という無意識な努力を家族にはしていない。
そのまんまでいいやと思っている。
これは、家族が安心できる空間である証だが、
ここが家族とのコミュニケーションを難しくしている。
いつも理路整然としていてすごいな〜という発言に対して
理論派の人は、そうするのが楽だからそうしている。感情派の人も楽だからそうしている。
そのタイプは変えなくてもいいし、変えようとしても無理。
人生には、何でこんなことが起きるんだろうということが起きる。
大変なこと、嫌なことが起きているとき人間は成長する。
自分が置かれている環境を使って、自分を成長させよう。
その経験を腐らせるのはもったいないから発酵させよう。
発酵させるにはいい菌が必要。
いい菌は、人の力。
コミュニケーションのステップ
ステップ1:自分がどう感じているのか自覚する。
ステップ2:その感情をどう自分らしく伝えるか考える。←これがコミュニケーション
(10通りくらい考えてみる)
ステップ3:聞いてもらう場を作る。
*場作りのルールが必要
(例えば:ここはお互いを成長させる場なので苦情・文句はOKだが、人の悪口はNG)
コミュニケーションする際のポイント
自分は、その場(家庭や職場)をどうしたいのか、その人との関係をどうしたいのかである。
そこをしあわせな場にしたいのであれば、脳みその筋トレ(練習)をするしかない。
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