ねいちゃーかあちゃん・井東敬子からのメッセージ
子どもを自然の中で育てたい。でも田舎には引っ越せない。
子どもを外で遊ばせたい。でも遊ばせ方がわからない。
外あそびをいっぱいさせてくれる保育園に通わせたい。
でも入園させるのに精いっぱいで保育園を選べない。
じゃあせめて、プレイパークに行こう。でも、近くにはない。
あれこれ悩んでいるうちに、あっという間に子どもは大きくなってしまいます。
それならいっそ、お母さんが自然あそびの先生になっちゃいましょう!
わざわざ遠出しなくても都会にだって自然はいっぱいあります。
一歩外に出れば、命がいっぱいあふれています。
小さな子どもの手に、セミやバッタを握らせてあげましょう。
「生きている」って何なのか、ダイレクトに伝わります。
全身で太陽や雨や風を感じさせてあげましょう。
ちょっとしたコツさえつかめば、
誰でも今いる場所の自然を楽しむことができます。
私は、長年、子どもたちと自然体験(森の案内やキャンプなど)をしてきましたが、
自分が母になって、年に1~2回の大自然体験より、
日々の暮らしの中でのささやかな自然とのふれあいが、
幼い子どもの成長に必要だと強く思うようになりました。
特に幼い子ども時代は、人工の刺激にかたよらない多様な刺激が
脳の発達に必要だとわかってきています。
一つとして同じではない自然物にふれ、土や水にふれ
自然の香りをたのしませましょう。
そして、その時、お母さんもいっしょに楽しみましょう。
自然あそびを通して、お母さんからわが子へ、
生涯の財産となる「豊かな五感」をプレゼントしましょう。
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